2005年01月01日

オーストラリア奇跡の動物たち

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年もマイブームは豪州。なんて思っていたら、'04年夏に放映された「オーストラリア奇跡の動物たち」が再放送中じゃん!
1/2, 3 もNHK総合で午後4時20分〜2回分ずつ第2〜5回めを再放送です。特に3日4時20分からの第4回「ユーカリの森」、コアラ愛好家は見逃せませんよぉ。
美しき冒険旅行(原題Walkabout)や裸足の1500マイル(原題Rabbit-Proof Fence)にでてきた、どう考えても豪大陸内陸なのになぜに海?と思っていた疑問を解いてくれたエア湖特集は第3回「命あふれる砂漠」だったかしら。
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2005年01月14日

ムーラン・ルージュ!

DVDが日本でも発売されたとき、あるサイトさんの「ムーラン・ルージュ!」の見事なイラストに感銘を受けて即座にDVDを買いに走った作品。買って観て、公開時に観なかったことをそれはそれは悔やみました。愛の物語と謳っていますが、作り手の作品に対する愛に満ち溢れた映画でもあります。そして観た者にもその愛が伝播しますな。

ちなみに観た当初、オードリーはごつい女の人がやってるのだと思っておりました。(DWにまんまと騙されてたわ…「ダスト」でも私、ルーク役の人は牧童あがりに違いない!とか思ってたし。)
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2005年03月20日

Dance, dance, dance, dance, dance to the radio♪

豪州で4月公開の映画 "Three Dollars" のトレイラーに流れるえらい懐かしい音。ぬおぉ、Joy Division の "Transmission"!
R.コノリー監督のThree Dollarsブログ3/14記述によれば、"Eddie is obsessed with Joy Division." …ってことは、現実世界では人一人があがいてもどうにもならないという諦念とか世渡りのために感情麻痺と無力感と無関心を強いられることに対するプロレタリアートのルサンチマンとかが澱む歌詞が、四半世紀前のダンス・ビートに乗って主人公エディの頭の中をぐーるぐるということ? もしやエディって、野心なんぞカケラもなく、降りかかる火の粉は払うけど積極的に火消しに回るタイプではなくて、嵐に見舞われてもひたすら頭低くして通り過ぎるのを待つタイプの地味なサイレント・マジョリティ? なんてつぶやいてないで原作読むべきですね。本買わなきゃ。
作中、D.ボウイのアルバム "Diamond Dog" へのオマージュもありとのこと、ボウイやジョイ・ディビジョンをリアルタイムで聴いていた30代後半〜50代前半あたりの年齢層がメインターゲットですかね。
ああ、"Three Dollars"、エンディング・クレジットBGMが "Love will tear us apart"ですって?! 早く観たい観たい観たい〜。
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2005年06月02日

Answered by Fire

Dessicated Coconut さんとこ(←このつづりでぐぐるヨロシ)でも新DW出演作情報として5/31付記事で Answered by Fire がピックアップされてて、タイトル元ネタは列王紀上18章ではないかと推理されてます。
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Answered by Fire :ポルトガル語

SBSラジオのポルトガル語放送 3/26のAudio Highlightsでキャスティング・ディレクターが在豪東チモール人を対象に出演者募集してる番組を聞けます。DWのデの字も見当たらない時点のおはなし。豪州って、世界で紛争が起こるたびに難民受け入れしてるのかあ。第二次世界大戦後、アメリカに次いでユダヤ人移民を受け入れた国というし。

で、インドネシアは昔のオランダ植民地だったのになぜにポルトガル語?と思ってたら、西チモールはオランダ領だったけど、東チモールはポルトガル領だったのね。基本的なことわかってませんでした。
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2005年08月16日

粉川哲夫のエッセイ「遊歩都市 もうひとつのオーストラリア」(冬樹社)

著者は現象学的手法で都市論を展開する人文系の研究者。その土地におけるエンターテインメントの繁栄を都市の興隆指標としているだけあって、目の着けどころは演劇や映画やストリート・パフォーマンス。というわけで、著者が実際に足を運んだ1982年当時のメルボルン・アデレード・シドニーの各種エンターテインメント関連メディアの様子や、それらの興隆の基盤となった'70年代政策(映画製作のための投資は税金控除対象にするとか、放送局などメディアについての調査提言とか)について、ちょこちょこ記述があるエッセイでした。'70年代といえば、Australian Film Television and Radio School (AFTRS)設立もその時期ですね。
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2005年09月20日

マレイ・ウィーラン ボックスセット:Stiff

ようやく本編とExtras観たー。映像版DWとしてはいつになく声が低音の印象。災難に見舞われて人気のないところで「誰かー助けろー」と呼ばわるシチュエーションが多いのでなおさら腹の底から声出してる印象。ちょこっとネタばれあり
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2005年09月21日

マレイ・ウィーラン ボックスセット:Brush-Off

生足マレイといえば、Brush-Off。って、お誕生日にそんな話で申し訳ない。いくつになっても人の意表を突くようなおもしろい作品にでてくださいませね。で、生足ヘタレマレイ。ちょこっとネタばれあり
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2005年10月08日

3$セルDVDリリースはいつじゃ

いったいいつになったら Three Dollars のセルDVDがリリースされるんだろうと思っていたが、ろぶろぐ10/8最新にして最後のエントリーによれば、3$を含むボックスセットが2006年明けてからということなので、ピンでのリリースもその頃でしょうか。円がんばれ、豪ドル、さがっててくれよ。

しっかし、The Boys / The Bank / Three Dollars のボックスセットねえ…「ある意味 political trilogy」と自分で言ってるし。ボーナスディスクでドキュメンタリー"THE POLITICAL ARENA"とな。ARENA FILM って、DW出資してましたっけか。してたらなんかしゃべってそうだが、そうでなかったらロブ独演状態か、ジョン・メイナードがちょっとしゃべってロブ準独演状態か。主演俳優ということでちょっとくらいはDWインタビューか撮影風景の動画くらいありそうだけど、どんなもんかなあ…。いずれも社会的なテーマを扱った面白い作品(3$は未見だけど)とは思うけど、プロデュースする側の社会政治的意図を今になって前面に押し出すのか?というのがリリース告知にあたっての正直な感想。
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2005年11月07日

かの国のコーヒー豆

スタバに豆を買いに行って、原産国にぴくりと反応してつい買った豆↓。

ティモール ロロッサ(原産国:東ティモール)現地のTetun語で意味はまんま「東ティモール」のようである

酸味はほとんどなく、まろやかな苦み。苦みが甘めの後味に変わるあたりとか香りがいかにもインドネシア諸島の豆という感じ。香り・スパイシーさが奥ゆかしい、穏やかながら芯のあるお味でした。


さて、待ってました! Answered by Fire のトレイラー(制作配給会社Powerのサイトからどぞ)でひさびさに動くDWを堪能。(ひさびさといってもよく考えたら9月に Stiff, Brush-Off のDVD観て以来。いかん、禁断症状が出るのが早すぎる。)きびきびとした身のこなしがかっちょええ。やはりマレイのへたれアクションは演技だったか。

もともとポルトガル領だった'70年代に独立を宣言したけどすかさずインドネシアに軍事侵攻され併合されていた東ティモールが舞台で、1999年、国連東チモール派遣団(非武装)が介入して有権者登録&国民投票を行い、同年9月インドネシアからの独立を是とする投票結果が出るも、併合派民兵(これも東ティモール人)がやらかした独立派や国連スタッフを標的にしたテロ行為で荒れた時期のお話。投票前後にも独立派や選挙スタッフに対する脅迫や襲撃があったという。併合派民兵の後ろ楯は、国民投票の際に東ティモールの治安維持を受け持っていたはずのインドネシア軍だったというのがもっぱらの見方。少なくとも、治安維持にあたっていたインドネシア軍やインドネシア警察が民兵による徹底的な破壊活動と虐殺を傍観していたということは事実。そして、いったん国連スタッフ退避のあと、豪軍を主とする多国籍軍の派遣があって、今度は“民兵狩り”の様相を呈したとのこと。(情報は「東チモール県知事日記」 ISBN: 4894342529 より。著者の伊勢崎賢治は2000年3月〜2001年5月まで国連東チモール暫定統治機構[多国籍軍が民兵鎮圧後の1999年10月発足。国連東チモール派遣団の後身]派遣の県知事として地元民による国家運営の下地を整えていた、紛争予防&調停屋さん。元々は筋金入りのNGOの人。状況判断とか自分の立場・関わり方に対する考え方とかビジョンがドライで明確。ウィットに富んでもいて、ちょっとM.ウィーランを彷佛とさせる人だ。)

DW、派遣団の国連文民警察官の制服姿だ! なんか久々に熱血正義漢役のようではありませんか。DW文民警察官が腕相撲してるのは独立派ゲリラ? 腕一本で有権者登録と投票を一村分確保とは漢だ。しかしダミアン神父と違って努力がまったく報われなさそう。 "You understand nothing" と言ってるおじさんはインドネシア警察? 通訳のイスメニオ君、誤認逮捕? 赤と白の旗はインドネシア国旗で、併合派民兵が掲げていたり頭に巻いていたりしたそうです。そういや紅白はちまきの人がちらっと映ってたな。あれが民兵か。

ああ、早くDVDになってくれたまえ。願わくば少なくとも英語字幕つきで。日本放映でもいいぞ。吹き替えだったら…安原義人さんあたりはいかがでしょう。

ところでトレイラー、どう聞いても役名がマーク・ウォルドマンじゃなくて「トム・ウォルドマン」と聞こえる。なぜだー。
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2005年11月15日

Blindman's Bluff

ちょっと古いがショートフィルムの映画祭、2000年の St. Kilda Film Festival のレポ。Kate Agnew 主演の "Blindman's Bluff" (2000)のシーンの写真あり。
顔に痣がある役らしいが、このロングショットのKateさん、すげー骨格が綺麗ですねえ。
お話としては、顔に痣があって人づきあいが苦手な主人公が、姉(妹かも)の海辺の別荘に行き、隣の小説家、盲目だけどポジティブ男と出会ってやがて心を開き云々。ハッピーエンディング&きれいな映像のようで、観たいなあ。ちなみに blindman's bluff は目隠し鬼のこと(←ややネタばれ)。この作品も Sundance Channel で時折放映されている模様。いいなあ。Sundance Channel サイト内の作品紹介で使われてる写真は怖いぞ。C. ウォーケンとかもそうだけど、骨格が綺麗な人って、近くで見るとちと怖い。
監督の Rachel Ward って、聞いた名前だと思ったら、「カリブの熱い夜(原題 Against all odds)」のべっぴんさんだ!

Sundance Channel、まだ限られた番組だけとはいえ PodCast 配信契約結んでいるくらいなんだから、そのうちにショートフィルムも有料ダウンロードできるようにしてほしいなあぁ。そしたら "Basilisk Stare" と "Blindman's Bluff" 、夫婦ショートフィルム連続鑑賞ができるのに。
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2005年11月19日

3$ DVD 予約開始

来年の2/15発売予定ですと。Madmanサイトで Three Dollars のDVD予約受付中。(タイトルで検索してけれ。)

単品だと税込み29.95AU$。レンタル品と、若干おまけ部分記述が違う(T.ウィルソンインタビューとか作中作品のショートフィルムとかがない)。けど、レンタルも発売予定品もHMVで現行流通品も、なぜみなカタログ番号が同じなの〜。謎だ。おそらくレンタル品と現行HMV流通品は同じで2枚組。来年発売のは現行流通品より20AU$近く安いところを見ると、2枚組ではなくて1枚だけと見た。たった半年で20AU$も値引きということはちょっと考えられない。

そして The Boys, The Bank, Three Dollars のボックスセットも税込み59.95AU$で同日発売。3作のテーマについてのドキュメンタリーのおまけディスクと、Arena film カタログからの写真やらscreenplay(脚本てことでしょ?まじっすか!)やらがはいった Filmmaker kit CD-ROM つき!ドキュメンタリーが「3作の政治社会的テーマについてのドキュメンタリー a documentary by Robert Connolly on the political and social themes of The Boys, The Bank and Three Dollars」って言ってるあたり…もしや、制作過程とはまた別のマジもんドキュメンタリー?

うーん、CD-ROMやT.ウィルソンインタビューに後ろ髪引かれつつ、そのうちArena Filmサイト復活してスクリプト公開しないかなー(あっ CD-ROMのみの公開にするために今ほとんど閉鎖中なのか?)とかインタビューに字幕もないだろうしーと酸っぱい葡萄発言しつつ、David Savage の東ティモール本を注文しちゃったばっかりだし、気長に来年の単品29.95AU$のほう狙います。こんなに円安じゃなければ今すぐ2枚組のやつをぼちなんだけどなー。
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2005年12月01日

ポビーとディンガン

以前すなみさんのるるむく日記 10/20エントリーで公開決定と聞いていた「ポビーとディンガン」、観てきました。
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2006年03月14日

The Proposition

開拓時代、入植側には作品冒頭の歌のごとくHappy land 、実際は先住民をふみにじり栄えた穢土の19世紀末オーストラリアが舞台。苦界からの解放を待ち望みつつ「暴力」を介してしか存在できない人間と、それを解き放つ役目を担ってしまった人間の物語。

EzyDVDでDVDゲット。リージョン4、PAL方式だけど、わーい、英語字幕がついている!
この感想、「未公開映画DVD」のほうに載せようかとも思ったが、日本でも公開してくれよ〜と祈りつつこちらにup。シネスコサイズいっぱいに広がる地平線や、空と荒野のあわいに消えゆく夕日が美しい! これはぜひスクリーンで観たい!! 以下ネタばれあり
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2006年04月05日

Three Dollars

そして遅ればせながら "Three Dollars" DVDが手元に到着してようやく鑑賞。以下ネタばれあり
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2006年04月16日

Little Fish

非常に、しかも経済的にストレスフルな出来事に見舞われた主人公が過去と対峙して未来に向けての選択を迫られる話とまとめられる点は、"Three Dollars"と同様。だけど、"Three Dollars"のように意図して選択的に過去を思い起こすのではなくて、ヒロインやほかの登場人物の言動のはしばしに侵入的に過去が見え隠れするというあたりが非常に印象的な作品でした。過去を丸ごと引き受けざるを得ない切迫感と、それから逃げ出したいと願いながらも地味に直面する32歳トレイシー役のケイト・ブランシェットが漢前で、えれぇリアリティがあり。ほかの登場人物も登場時間がそれほどあるわけでもないのに、社会にもまれて十数年からン十年という中年以降の人間ならではのそれなりに生きていく(あるいは死んでいく)覚悟みたいなものが感じられて、地味に迫力あり。

豪州版DVD(Region4, PAL)にて鑑賞。DVDは北米版(Region1, NTSC)も出てますね。
以下ネタばれ
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2006年05月20日

放映延期で Answered by Fire 5/28,6/3放映

2個前の記事のコメントでFさんが教えて下さったように、Answered by Fire、どうやら5/21, 27の放映はなくなって5/28午後8:30〜および6/3午後10:20〜放映になったみたいです。ABC TVのオンライン番組表見たら、5/21,27の放映枠は別の番組になってるわいな。5/28,6/3はばっちり番組表に載っていて、
Answered by Fire 番宣ページ(動画つき)にもリンクされてます。もうこれ以上は放映変更がないことを祈ります。ABC TV見らんないけど。しっかりDVD予約しているけど。

ezyでは Distribution delay - Awaiting stock になってるな。いい子にして待ってるので早く来ておくれ。英語字幕がついているようで安堵しました…けど、テトゥン語やバハサ語セリフにしかついてないとかいうことはあるまいな。
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2006年06月29日

DVD "Answered by Fire"

オトナなデイヴィッド・ウェナムっすよ!かっこいい漢な上司っすよ!!そして、相変わらず半○○なウェナムはいいなっと。なるほど、二度目のUN派遣東ティモール入りは、虐殺とか破壊行動とかの重大犯罪捜査担当か。サービスのつもりだと思うが、話の筋としてはウェナムのちゅー、いらんと思う。

全体としては、東ティモールの勇気ある人たちのドラマ。東ティモール/インドネシア、東ティモールの独立派/併合派 といったラベリングによる善悪二元論で語っていないところに好感持ちました。アイデンティティの希求と、既得権への固執との間の葛藤として捉えてるように感じました。どっちの言い分もわかるし、場合によってはどんな犠牲も厭わないよなー。(結構インドネシア警察のおっさんとかSicoに共感できちゃったよ。小物でああいう立場だったら無理もないと思う。)自分で責任を取る覚悟があって言葉で他人を説得できるならば、どっちにころぼうがいいような気になってきた。第三者の介入をあてにした丸投げの依存はよろしくないよなーということだけは、腕相撲に勝ったマークに "Australia!" という快哉が地元民からあがったときに反射的に感じたし、そういう地元民をたしなめようとするマークの姿勢で伝えてると思う。

決して「ビバ国連」でも「あほたれインドネシア」でも「がっかりしたぜオーストラリア」でもなく、東ティモールの人たちの、国を創る決意と底力を感じさせるドラマでござんした。壊すことはどんな考えなしのぼけナスでもできるけど、創ることは、自由の代償や変化を恐れず信頼と希望を失わない人じゃないとできないのね。
あとはネタ本 "Dancing with the Devil" のちょっとネタばれ
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2006年09月11日

"Answered by Fire" カナダで放映 & 豪州AWGIE Award 受賞

デイヴィッド・ウェナム出演の豪加共同制作のドラマ "Answered by Fire"、カナダCBCで9/12前編放映。番組紹介のショットはやはりカナダの女優さんイザベル・ブレがでかく写っているわ。オーストラリアではすでに5/28, 6/4に前後編放映済み(たぶん東ティモールの独立記念日5/20にあわせたのだと思う)。豪州版DVD(Region4※)も発売済み。日豪交流年過ぎてもいいから日本でも放映してくれ〜。

※追記:パッケージにもディスクにもRegion4とあるけど、試してみたら、コメントでJさんおっしゃっているように、オールリージョン状態でした!パソコンやPAL方式ディスクを再生できるデッキでしたらリージョンを気にせず御覧になれます。


そして8/28発表されたところによると、"Answered by Fire" の脚本を共同執筆したBarbara Samuels & Katherine Thomson が、 The Australian Writers’ Guild(豪州脚本家ギルドとでもいうのか)による 2006年 AWGIE Award の Television Mini Series Original 部門+ Major Winner(大賞でいいのかな)受賞。おめでとうございますー!脚本が同業者からも高い評価を受けているということですね。

…でもやっぱり後編のちゅーはいらんと思うのよ(←しつこい)。わざわざちゅーしなくても、国連派遣という中立的立場を超えて東ティモールの独立に寄与することを決意しつつあるのであろうジュリーの美しさ・漢気は十分それまでの映像で伝わってるのにー。単なるよろめきだったらますますもっていらんぞ、ぶつぶつ。
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